第11回公開講演会のご報告

関東PWSケアギバーズネットワークでは毎年、公開講演会と支援者対象講演会を開催しています。
今年は去る11月27日(日)にウィリング横浜(横浜市港南区)を会場として公開講演会を会場参加とONLINE参加のいわゆるハイブリッド開催で実施しました。
参加者は会場が17名、ONLINEが35名、後援の竹の子会静岡支部さんが静岡の会場で17組の参加となりました。

 さて今回のテーマは「PWSの方への支援から関西PWS支援者ネットワークでの取り組みから~」と題して、関西のPWS支援者ネットワーク事務局の木戸貴之さん(特定非営利活動法人いきいき)を横浜にお呼びして、PWS支援者ネットワークの活動と、グループホームに併設のショートステイにPWSの方を受け入れての具体的な支援(事例紹介)について話していただきました。
事例紹介では受け入れ前の入念な職員への事前研修と受け入れ後の具体的な取り組みについて詳しく説明がありました。
また、大切にしていることとして、①傾聴を意識する、②支援者や役職者の役割を明確にする、③良いところ探しを尊重する、④明確にお伝えする、⑤常にポジティブな伝え方をする意識を持つ、⑥楽しまれていることを一緒に楽しむ、といった支援の極意と呼びたいようなことを教えていただきました。

その後、参加申込時に寄せられた13人の方をご質問を中心に講師の木戸さん、当会代表の山田泰頒さん、ONLINE参加の関西PWS支援者ネットワーク運営委員長の加藤美朗さんたちとで質疑応答や意見交換を行いました。

最後になりましたが、ご後援いただいた神奈川県、東京都、大阪府、NPO法人日本プラダー・ウィリー症候群協会、竹の子会(プラダー・ウィリー症候群(PWS)児・者親の会(敬称略)に感謝申し上げます。

運営委員 菅野正裕